【社長ブログ】リーダーシップとマネジメントについて 19/52
- 中明知也
- 5月11日
- 読了時間: 5分
株式会社Minato 代表取締役 中明知也

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はじめに:近況とご挨拶
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みなさま、こんにちは。株式会社Minatoの中明知也です。
寒さの中にも少しずつ春の気配を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで、私たちMinatoも新たな一年の始まりを迎え、多くの挑戦に胸を躍らせる毎日を送っております。
さて、今回は近況を少しご紹介したいと思います。
先日、話題の回転寿司店「銀座おのでら」の新店舗に行ってまいりました。
場所は、茨城県猿島郡堺町。
2025年1月15日にオープンしたばかりの店舗で、少し足を伸ばして訪れてみました。
「回転寿司」という言葉から連想されるカジュアルなイメージとは一線を画す、本格的な体験がそこにはありました。さすが“銀座おのでら”と冠するだけあり、マグロ、いくら、ウニといった高級ネタは、思わず目を見張るクオリティで、都心の高級店に引けを取らない仕上がりでした。
さらに驚いたのはサイドメニューの充実ぶりです。中でもたけのこの天ぷらは絶品で、素材の良さを引き立てる繊細な揚げ具合に感動しました。これは「寿司を食べに行く」というよりも、「料理とお酒を楽しみ、最後にお寿司で締める」というのが正しい表現かもしれません。
食の体験を通じて、“本物の価値とは何か?”を改めて考えさせられる、そんな素敵なひとときとなりました。
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本日のテーマ:リーダーシップとマネジメント
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さて、本日のテーマは「リーダーシップとマネジメント」についてです。
ビジネスにおいて、人の上に立つ立場になると、リーダーシップとマネジメント、どちらも重要だとよく言われます。ただ、それぞれをどのように捉えるか、定義が曖昧なまま語られる場面も多いと感じています。
ですので、私自身が代表を務めるMinatoでは、組織内でこれらの言葉の意味を明確に定義しています。
リーダーシップ=影響力(人を動かす力)
マネジメント=コミット力(なんとかする力)
「リーダーシップ」は、人を動かす力。言葉や姿勢、態度で周囲に影響を与え、共感を生み、方向性を示す力です。
一方で「マネジメント」は、与えられたリソースの中で、目標を何としてでも達成する“責任遂行力”です。
どちらが上で、どちらが下という関係ではありません。両者は対等であり、相補的な関係にあります。
一昔前、まだ情報や知見が限定的だった時代には、「リーダーシップは生まれ持った才能」「マネジメントは帝王学で学ぶもの」として分断されていた時代もありました。
しかし、現代は違います。ビジネスの研究が進み、心理学や脳科学の成果も取り入れられる中で、リーダーシップもマネジメントも“学び、身につける技術”として体系化されてきました。
つまり、リーダーは“生まれつき”ではなく、日々の努力と実践によって育っていくものだと、私は強く信じています。
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両者に共通するもの:人格と精神力
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そして、リーダーシップとマネジメント、そのどちらにも共通して求められるものがあります。
それは、人格者であること、そして精神力です。
人を動かすには信頼が必要であり、信頼を得るには誠実さや謙虚さといった人格の深みが不可欠です。一方で、困難な状況でもやり抜く力、結果にコミットするための胆力も同時に求められます。
人格を磨くには、自制心——つまり、セルフマネジメントが必要です。
「感情を爆発させない」「言動に一貫性を持つ」「他者の立場に立って考える」——これらはどれも、日々の生活の中での訓練、意識づけによって少しずつ磨かれていくものです。
また、精神力についても同様で、一朝一夕で鍛えられるものではありません。たとえば、私自身も日々のルーティンとして、読書・運動・瞑想・振り返りの時間を欠かさず取り入れています。これらは、目に見えにくい力かもしれませんが、困難な局面を迎えたときの判断や耐性に大きく影響してくるのです。
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リーダーの責任
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リーダーとは、常に人から見られる立場です。自分が思っている以上に、周囲はその言葉・行動・表情を見て、影響を受けています。
だからこそ、自分自身を整えること、成長し続けることに対して、強い責任感を持つ必要があります。その責任感が、リーダーの魅力であり、組織全体の方向性を決定づける“磁力”になると私は考えています。
また、リーダーは時に「決断」をしなければなりません。その決断に迷いがあると、メンバー全体に不安が広がります。逆に、自分の軸を持ち、信念を持って判断する姿勢があれば、たとえ答えが間違っていたとしても、組織はまとまり、動き出します。
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おわりに:感謝と習慣の力
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
リーダーシップとマネジメントについては、さまざまな考え方やアプローチが存在します。正解は一つではありません。けれど、自分たちの中で言葉を定義し、それに基づいて行動することが、チームや組織にとって大切な一歩になります。
私自身も、世の中のために何ができるのか?と自問しながら、日々行動し続けています。そのために大切なのは、「良い習慣を積み重ねること」だと信じています。
どんなに忙しくても、どんなに不安定な時代でも、自分が目指す人間像に近づけるよう、小さな努力を続けていく。それが、信頼される人であり続けるための道であり、結果的に良い組織、良い社会づくりに繋がると、私は信じています。
これからも、学びと実践を繰り返しながら、共に歩んでいきましょう。
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