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【Minatoの流儀】技術力について

はじめに

 

いつもありがとうございます。

株式会社Minatoの中明です。


久しぶりの投稿になり、約1ヶ月ぶりくらいですかね。

採用で応募してくる人のために、少しでもMinatoを理解していただこうとかなり力を入れて、いろいろと記事を書かせていただきました。


結構、反響もあり、「この部分に共感をしました」など、嬉しいコメントも頂いております。


もちろん、体裁の良いことを書いているのではなく、本心を記載しているつもりです。 また、これからは同じ意志をもった同志にて、より価値を発揮する組織にしていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。





技術力とは?

 

最近、採用面接に力をいれているわけですが、今まで以上に、若くて、優秀で、将来性のある人材と面接させていただいております。

これも、会社が5年を経過し、世の中の信用が少しずつついてきた結果だと思っています。


さてさて、そんな中で、私の中でも長年答えが出せなかった「技術力」についてです。


「技術力がある会社」とは、どういったことなのでしょうか?



「技術力がある会社」というのは、

・知識:専門的知識をたくさん有していること
・経験:長年の実績により、得た知識を最適に使えること
・人材:上記「知識・経験」を有している人が多くいる

まあ、こんなイメージでしょうか?

長年の蓄積によるストック型のものが「技術力」。私もそんなイメージでした。


なので、Minatoを立ち上げたときに「技術力のある会社」という言葉は嘘になるので使いたくなかった。私自身最先端を突き進んできたと思いますが、しかし、組織としては嘘になるからです。これから養っていき、実績を積み重ねていくものと思っていました。


また、「技術力のある」といっている人たちで活躍している人をあまり見たことがないのも、私の中での疑問の一つでもありました。


最近、ちょっとしたことをきっかけに、「技術力」について再定義することにしました。





現代の技術力の定義は?

 

昔のイメージの「技術力」は、イコール「知識の量」だったと思います。

「技術力 = 専門性の高い知識、情報をたくさん蓄積していること」


しかし、「知識や経験」というものが、インターネットの普及により、オープンになっている現代では、そのことに対する価値が高くなくなったと言えるのではないでしょうか?

つまり、「技術力がある会社」という専売特許に価値がなくなった時代であるといえます。

「価値がなくなった」というより「当たり前のこと」となったのではないでしょうか?


ですが、「知識や経験」は重要です。いくら情報が溢れていると言っても、「やったことがある」というのはとても重要です。


なので、「知識と習得(やったことがある)」というのは、前提条件になっていること。


ここだけみると、「会社の強みとはならないし、個人の強みにもなりません」。

なぜならば、数十年前のような希少価値がないからです。



では、「現代の技術力」とはなんでしょうか?



私は、上記の「知識 & 経験」にプラス「応用できること」「活用できること」が重要になってきていると思います。


つまり、技術を保持しているだけ価値があるのではなく、応用力、活用力によって、課題を解決していく力だと思います。


これは本当に難しいと思います。


「どんなに熟練度が上がっても、課題を解決しなければ、価値とならない」ということです。ですが、逆に、

「熟練度が低くても、課題を解決すれば価値となる」ということになります。


ということは、熟練度が高い、低いの議論は無意味であり、必須条件ではないということになるのではないでしょうか?




若い人にチャンスがある?

 

「熟練度の高い、低いは関係ない」という話をしました。

実際に、20年選手のエンジニアより5年選手のエンジニアのほうが価値が高い場合があります。


つまり、IT業界においては、若い人にもチャンスがあるということです。

ただし、それはあくまで、エンジニアの社会での話です。


私は、会社の仲間に、IT業界以外の勉強会を実施しています。

われわれの業界は、さまざまな課題を、ITにて解決しなければいけません。

そのためには、世間一般の常識や情報を知っておく必要があります。


そういった意味で、経験を積んだエンジニアはとても優位になります。

社会一般的にこのようがメリットがあり、デメリットもある。という話は、若い人にはまだまだできない分野でもあるからです。



IT業界は、若い人にもチャンスがあるし、年よりにもチャンスがある。そんな業界なのではないでしょうか?





期待していること

 

私は、採用の面接をするときに、技術的な話を聞くことはほとんどありません。

技術力の基本は「知識量」と「経験年数」なので、「どれくらい自分で勉強しているか?」と「経験している仕事内容」で、だいたい検討がつきます。


エンジニアとして優秀な成績を収めていれば、役割が簡単にあがりますし、チャレンジングなプロジェクトに割り当てられるので経歴を見れば一目瞭然です。


あと、重視しているのは「人間力」です。

「技術力」にこだわっている人は、「人間力」が乏しい傾向にあります。

技術力に比べて、人間力を図るのはとても難しいですし、成長させることも難しい領域です。技術力は成長させやすいですが、人間力は幼少期からの蓄積のため、変えることが本当に難しい領域です。


なので、最近では、年齢に応じた「人間力」を見定めるように気をつけています。


人間力とは?ですが、基本的な部分としては、以下の3つだと考えています。

・素直であること

・勤勉であること

・謙虚であること



なので、Minatoの面接では、「人間力 > 技術力」となります。

前途で記載したとおり、技術力は勤勉であれば、時間とともになんとかなるからです。





さいごに

 

Minatoのミッションは、 「日本の中小企業を支援すること」 ↓↓↓

「中小企業の生産性を高めて、日本のGDPを上げること」

↓↓↓

「日本をハッピーにして、子孫がハッピーに暮らせること」


そんなことに寄与できたら最高だと思っています。


採用でみていることは、

・情熱をもっているか?

・Minatoの仲間になれるか?

・Minatoで活躍できるか?

・素直であるか?

・勤勉であるか?

・謙虚であるか?



もちろん、採用後でも人間力や技術力を高めるための勉強やディスカッションはたくさんしていきます。


人間力に自信のあるかたは、ぜひ!一緒に世界を良くしましょう!




でわでわ。

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