【Minatoの事業】デジタルコンサルティング(その2)
- 経営管理室長
- 2020年8月4日
- 読了時間: 6分
更新日:2020年8月25日
前回当社の事業「デジタルコンサルティング」についてお話させていただきました。
今回は「そもそも何でITが必要なのか?」をさらに掘り下げて「ITをうまく利活用できてる?」についてお話させていただきます。
前回のおさらい
Minatoの「デジタルコンサルティング」の定義
▶デジタルトランスフォーメーションを意識したIT戦略の策定から導入、運用に至るまでの支援
もう少し具体的に言うと・・・
▶企業が成長するために、組織(ここではITを使う側の人たちや働き方を意味します)を意識したITってものを、アイデア出しから実際使うに至るまで最初から最後までお手伝いをします!
さらに簡単に言うと・・・
▶Minatoは御社の情報システム部門になります!
そもそも何でITが必要なのか?
私が社会人を始めたころはWindowsすらない時代でした。(年齢がバレる。。。)
今はWindowsはおろか、1人1台がPCなりタブレットなりを所有して業務に応じて様々なツールを利用しています。
もはやITをまったく使っていない企業はないに等しいと言っても過言ではありません。
恐らくITが必要かどうかで言えば、ほとんどの方は「必要」と答えると思います。
ITは「業務効率向上」だったり「売上増加」だったり「コスト削減」だったり、労働生産性を高めて事業を成長させるために必要不可欠なものとしての認知は多くの方が共感、賛同できるものと思います。
もっと言えばITはこれまで人力でやっていたことを解消し、さらには人力では成し得なかったことまで実現してくれるので、どう考えてもこれからますますITを使わない手はありません。
「ITを制するものは世界を制す」
どっかで聞いたフレーズですが、これからの事業成長にはやっぱりITって事業の中心というか、事業を支える大きな存在なんですよね。
決して事業の主役とはならないまでも、なくてはならない存在とも言えます。
今、勢いのある企業ってITをベースにした事業を構築してるし(ITそのものをビジネスにしているという意味ではなくビジネスをITが支えているとう意味で)、ITを最大限フル活用してるケースは世界中枚挙に暇がありません。
※このあたりの事例などは、また機会あればお話させてください。(たぶん、お話すると思います)
ITをうまく利活用できてる?
言われれば当たり前ってぐらいITは必要で実際に使ってるけど、本当にうまく利活用できてるのか?と言われると、この点に関しては色んな意見も出るのではないでしょうか?
今、事業が順調に推移してて(今は新型コロナの影響もあって苦戦する企業が多いですが)きちんと業務がまわっていれば「うまく利活用できてる」になるでしょうし、もし伸び悩む企業であれば見直すポイントのひとつとして「うまく利活用していきたい」になるでしょう。
もしかすると「これ以上、ITはいらない」「ITは二の次」なんて意見もあるかもしれません。
今、企業を取り巻く状況は今回のコロナも然り、それ以前に少子高齢化による労働人口の減少など激変しています。
そんな中で企業はより事業を発展させるため、より良い組織とするため、常に変化しようとしていますが、企業に変化が起きるってことは、応じて業務も変化します。
そもそもITは事業、業務と、さらに言えば使う人と表裏一体なので(例えば営業支援ツールと呼ばれるSFAや顧客管理ツールと呼ばれるCRMは主に営業周りの業務効率かに役立つツールとされていますが、それらを導入したからって勝手に売上があがることもなければ勝手に商談を進めてくれることもなく、あくまで使う人がいてこそのITです)ITも常に同様に変化を求められるってことですね。(SFAやCRMはうまく利活用すれば営業効率を飛躍的に向上させ売上増加に繋がってくれますが、一度導入したら終わりではなく市場や社内組織などの変化に応じてこれらツールも変化させるべきです)
なので「今はうまく利活用できてる」も時間の経過とともに社会や市場も目まぐるしく変わるから「うまく利活用できてない」にすぐなってしまうのがITとも言えます。
「ITは(人と同じで)育てていくもの」
私が思うITへのイメージですが、あながち外してないんじゃないかと(勝手に)思ってます。
一方でIT自身、本当に目まぐるしいスピードで進化するんですよ!
(声を大にして言いたいのは、我々もIT業界にいると言えど、日々ちゃんと情報収集していないと本当に取り残されてしまいます。。。)
次から次へと新しいサービスも生まれてますし、時代のトレンドなんてものもあったりで、その上、ツール、サービスはそれこそ星の数ほどあって・・・
ただやみくものツールやサービスを導入しても失敗するケースも後を絶たず、導入するにはそもそも解決するべき課題を明確にして、投資対効果、業務との整合性、導入後の運用などなど、もう色んなことを考えていかないとダメで・・・結構大変な作業です。
そう考えると一般的な企業において「ITをうまく利活用しよう」って言っても、事はそんな簡単ではなく社員の方が本業を抱えながら兼務でやるってかなり大変なことです。
しかも相応の業界知識、ツールやサービスに対する知識も必要となるので、かなりハードルは高いと言わざるを得ません。
情報システム部門がある企業は専任の方がいるので良いのですが、中小企業だとなかなかそうもいきませんよね。
まとめ
色々くどくど書いてしまいましたが、「ITがなぜ必要なのか?」をさらに掘り下げて「ITをうまく利活用できているのか?」についてお話させていただきました。
もはやビジネスにはなくてはならないIT、うまく使えばとてつもない効果を発揮するIT、でもうまく使う人(実際に使う人たち)、ちゃんとITの面倒を見て育てていく人(情報システム部門など専任者)、それ以前にちゃんと設計する人(IT業界では上流工程とかと呼ばれます)、さらに言えば戦略を描く人(世の中的にはこういう立場の方を「CTO」とか「CIO」と呼んだりしますよね)がいて初めて効果を発揮するところが、ITの進化と相まってIT導入の難しさを物語っている気がします。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次回はそれでも中小企業においてIT導入が進まない理由なんかについてお話させていただこうかと思います。
※一応、週1回ペースでブログをアップしていく予定です。
雑談
長い長い梅雨がようやく明けて、夏本番ですね。
コロナに、熱中症に、気を付けないとダメなこと盛りだくさんの夏ですが、何とかこの状況を乗り切っていきたいと思います。
そう言えばテレワークを始めて早や4か月(もう5か月目に突入ですね)、私の生活も激変しました。
毎晩当たり前に飲んでたビール(喫煙者なので飲むとかなりのヘビースモーカーに)、かなりの高確率で食べてた〆のラーメンなど不摂生極まりないこの悪行も、最近はほとんどなくなって、しかも通勤とかない分、時間に少し余裕もできたことからウォーキングやら筋トレやらやるようになって(何かの神様が降りてきたんですかね)、健康的な生活になったことに自分でもビックリしてます。
※テレワークによる環境の変化もあるのですが、コロナ前に受けた健康診断で少し数値が引っ掛かり、健康指導の先生に「痩せろ!」と言われたのも、何か私のファイティングスピリットに火をつけてくれたようにも思います。(ありがとうございます!)
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