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【Minatoの事業】事業戦略(その2)


さて前回はMinatoの事業戦略と題して、Minatoの事業に対する考え方をご紹介させていただきました。

今回は「事業成長のための大事な要素」についてお話させていただきます。


※事業成長の秘訣とかノウハウとか、この手の話は色んな記事があったりそれに関する書籍もたくさん出版されています。

今回のお話はあくまで「Minatoが考える〇〇」ということなので、「?」と思われる方、ツッコミたくなる方、様々いらっしゃるかと思いますが、ここはひとつ寛容な心で「あー、そういう考え方か」ぐらいの気持ちで読み進めていただけると幸いです。



Minatoでは事業成長を実現するため、いやそもそも新規事業を考えるときに3つの要素が大事だと考えています。

もちろんそれ以外にも大事な要素は数多くありますが、その中でも根幹に近い要素ということで、ご紹介させていただきます。

これからご紹介する要素は、もちろん世の中で見れば例外もたくさんあると思いますが、世の中で成功している、成長している事業は多かれ少なかれ該当しているのではないかと思っています。


(今回お話する「事業」は「サービス」とか「ソリューション」に置き換えてもらえると違和感なく読んでいただけるかと思います。)



事業成長のための大事な要素(その1)

 

「時流」


これは多くの方にご納得いただけるかと思うのですが、事業というものはひとりよがりでできるものではなく、市場、顧客があって初めて成り立ちます。

なので、当たり前ですが市場、顧客を無視した事業というものはありえません。


市場、顧客のニーズに合致してこそ初めてその事業は世の中から「必要」と認知されるわけで、まずはとにもかくにもMinatoでは事業を考えるときに「時流」を見極める努力をします。

それは市場の動向をリサーチするのもそうですし、世の中の先例を見ながら自分たちに置き換えてみたり、見極めること自体が難しいことは間違いないのですが(100発100中で見極められたらそんな楽な話はなく。。。)それでも「時流」を無視するという選択肢はありえないので、まず「時流」を事業成長の大事な大事な要素と位置付けています。


ちなみに市場、顧客のニーズには「顕在ニーズ(既にニーズとして世の中で認知されているもの)」と「潜在ニーズ(ニーズとしてはまだ世の中に認知されていないだけでニーズとしては確実に存在するもの)」がありますが、顕在ニーズに対してなら市場、顧客の反応は早く、潜在ニーズに対しては少し時間はかかるかもしれませんがいずれ市場、顧客も反応してくるので、結果的にはどちらにおいてもニーズに合致した事業は市場、顧客に受け入れられることとなり、それが事業の成長につながっていきます。


(Minatoがお世話になっているコンサルティング会社では「適応時流」と呼んでいますが、読んで字のごとく「時流」にいかに「適応」するかは事業成長のポイントってことですね。)


「時流」だったり「市場の変化」というものはまさに事業どころか企業の命運を左右しかねないものなので(このコロナ禍で「え!?あの企業が倒産?」なんてこともたくさんありました。)、事業というものに「未来永劫」なんて言葉は当てはまらず、やっぱり「栄枯盛衰」なんですね。



事業成長のための大事な要素(その2)

 

「競争優位性」


事業(この章では「事業」だとややこしいので、以降「サービス」と呼ばせてもらいます。)にはそもそも競争優位性がなければいくら時流に乗っかったところでもし最初はうまくいってもいずれ淘汰されることになりかねません。


世の中に競合と呼ばれるようなサービスがなければ、それはゼロからイチを生み出しているわけで、言うまでもなくすごい価値だと思います。

しかし、世の中の多くは「競合」が後なのか先なのかの違いはあれど間違いなく現れますので、サービスに競争優位性は必要不可欠なものとなります。


(先にサービスを生み出したら先行有利ってのはあると思いますが、競合サービスの競争優位性が勝っていればシェアは奪われていきますからねえ。)


それこそ競争優位性について書かれた書籍などは世の中に腐るほどあるのですが、それだけこの「競争優位性」ってのは大事だってことの表れだと思います。


(ここにも「市場・顧客」といった要素も絡んでくるので、事はもっと複雑なわけですが。。。)



ここまで読んでいただいた方の中で経営や事業戦略などに関わっておられる方などは「こいつは何を当たり前のことを言ってるんだ?」と感じるかもしれませんが、本ブログはMinatoの考え方ということでビジネスノウハウを記すものではないので、「Minatoはビジネスの基本を大事にしているんだな」ぐらいで前向きに捉えていただけると大変助かります。



事業成長のための大事な要素(その3)

 

「人」


くどいようですが「Minatoではこう考える」というお話なので世の中のビジネスのセオリーに則っているかどうかはさておき、Minatoの企業規模や事業内容などを考えた場合、この「人」というものは事業成長のための3つめの要素に位置付けられるべきものとしています。


そもそもMinatoの事業の根幹を支えているものは他ならぬ「人」であり、Minatoが創出する事業は「人」なくして成り立たせることは難しく、社内はもとより社外の方も含め色んな方のお力添えを必要とするものです。(他力本願という話ではないですよ。)


市場・顧客がMinatoのサービスを受け入れてくれたときにそこには市場・顧客に対して「感謝」を実感できるもんだと思いますが、決して忘れてはいけないのが、そこに至るまで、また至ってからもMinatoの事業を支えてくれる人は社内外に確実に存在しているということです。


またMinatoの考えには「個人の成長」→「組織の成長」→「社会への貢献」というものがあり、Minatoで働くすべての人が「個人の成長」を目指してほしい、実現してほしいという強い想いもあります。


Minatoの事業を成長させる大事な要素である「人」というものは、市場・顧客のみならず支えてくれているすべての人に対する感謝と、「個人の成長」をたゆまぬ努力で実現していく姿勢、この2つの精神があってこその「大事な要素 = 人」と言えるかもしれません。



まとめ

 

①時流

②競争優位性

③人


Minatoが事業成長のために大事と考える要素についてお話させていただきました。


コロナを契機に市場が混乱を極める中、いかなる企業も生き残りをかけて事業成長というものを考えなければならず、Minatoももちろん例外ではありません。


(コロナ禍による今に限った話ではなく、いつの時代もそうなんですが今は特にです。)


これまでの事業がこの先もずっと続くといった妄想にも近い願望ではなく、時には失敗を恐れず(失敗したくはないですが)チャレンジをしてでも事業成長、事業創出に取り組んでいこうと考えています。



Minatoの事業戦略をテーマにしたお話は一旦これで終わりです。


(「最終回」と書かなかったのは、事業戦略は今後も新たに生み出されていくものなので、機を見てこのテーマについては終わりを定めずお話させていただこうと思っています。)



次回はまた新しいテーマでお話させていただきます。



雑談

 

菅新総裁、菅新総理が誕生しました。

(永らく続いた安倍政権で、安倍総理に慣れてしまい、まだ私の頭の中では菅官房長官なんですが。。。)


世の中が未曽有の危機を迎えている中での総理就任はどれほどの重圧があるのか、凡人の私には想像もつきませんが、それでも新総理にはこの国難を乗り越えるために頑張ってほしいものです。


課題山積みの中、一応経営の末端に身を置き、ビジネスに携わっている立場からすると、特に今後の経済政策については注目していきたいところですね。


(多かれ少なかれ社会で生きている以上は経済の影響を受けないはずがありませんしね。)


そもそも政治に深く関心があるわけではないのですが、長きに渡り政権を引っ張ってきた安倍元総理には、人として労いの言葉を贈るとともに(労うとか言える偉そうな立場ではないのですが(笑))快癒を祈ります。



ここのところ朝晩がめっきり涼しくなりました。

あのうだるような暑さが嘘のようで、季節の変わり目ってやつですね。

今は風邪なんかひいている場合ではない(気軽に病院にも行けない)ので、健康にはくれぐれもみなさんご留意くださいね。

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