【初級編】第4回:変数とデータ型を理解する

こんにちは、きょーすけです!
今日もブログを読みに来てくれてありがとうございます。
前回は「Hello World」を書いて、プログラミングの第一歩を踏み出しましたね。
今回は次のステップ、「変数とデータ型」についてやさしく解説していきます!
◆ 変数ってなに?
プログラミングでは、**「データを入れておく箱」**のことを変数(へんすう)と呼びます。
たとえば、
python name = "きょーすけ"
これは「nameという名前の箱に、きょーすけという文字列を入れている」という意味になります。
▶ 変数の役割
- データを記憶する
- 使い回す
- 処理を柔軟にする
人間でいう「名前を付けて呼びやすくする」ようなものですね。
◆ 実際に使ってみよう
では、簡単な例を試してみましょう。
python name = "きょーすけ" age = 25 print(name) print(age)
これを実行すると:
きょーすけ 25
となります。
◆ データ型とは?
データには種類があります。これを**「データ型」**と呼びます。Pythonには以下のような代表的な型があります。
| 型名 | 説明 | 例 | 
| int | 整数 | 10, -5, 0 | 
| float | 小数 | 3.14, -0.1 | 
| str | 文字列(テキスト) | “こんにちは” | 
| bool | 真偽値(True/False) | True, False | 
◆ 型を調べる:type()関数
型を調べたいときは、type()という関数を使います。
python x = 42 print(type(x)) # y = "こんにちは" print(type(y)) #
こうすることで、Pythonがこのデータをどう扱うかを知ることができます。
◆ 型に応じた動作の違い
たとえば、次のコードを見てください:
python a = 10 b = 5 print(a + b) # 15
これは数値の足し算です。
でも、これを文字にすると…
python a = "10" b = "5" print(a + b) # 105
今度は**「文字列の結合」**になってしまいます!
つまり、同じ「+」でも、データ型によって意味が変わるんですね。
◆ よくあるエラー:型のミスマッチ
次のようなコードはエラーになります。
python name = "きょーすけ" age = 25 print(name + age) # エラー!
これは、「文字列」と「数値」をそのまま足そうとしているからです。
対処法は2つ:
python
print(name + str(age))  # 数値を文字に変換 
print(f"{name}は{age}歳です")  # f文字列でスマートに
◆ 変数名のルールとコツ
変数名にはいくつかのルールがあります。
- 英数字とアンダースコア(_)が使える
- 数字で始めてはいけない(2nameはNG)
- 予約語(print, if, Trueなど)は使えない
▶ 良い変数名のポイント
- 意味がわかる名前にする
- 一貫性を持たせる(snake_caseなど)
- 短すぎず長すぎず
python score = 90 user_name = "Tanaka"
こうした「読みやすさ」は、チーム開発でもとても大切です!
◆ ミニ演習:プロフィールを表示しよう!
以下のコードを完成させてみましょう。
python
name = "あなたの名前" 
age = 20 
hobby = "読書" 
# 「こんにちは、◯◯です。年齢は◯◯歳で、趣味は◯◯です。」と表示 
print(f"こんにちは、{name}です。年齢は{age}歳で、趣味は{hobby}です。")
▶ 出力結果:
こんにちは、あなたの名前です。年齢は20歳で、趣味は読書です。
こうして変数を使うことで、あとで中身を自由に変えられる柔軟なプログラムが書けるようになります!
◆ よくある質問Q&A
Q. 数値を文字列に変換するには?
→ str() 関数を使います。逆に文字列を数値にするには int() や float() を使います。
Q. 変数を使わずに直接書くのはダメ?
→ 動きますが、後から変更しづらく、再利用ができないのでおすすめしません!
Q. 日本語の変数名って使っていいの?
→ Python的にはOKですが、英語で書くのが一般的です。
◆ まとめ:変数=プログラミングの基本
変数とデータ型は、これから先もずっと使う、**プログラミングの「土台」**です。
- 変数は「名前をつけてデータを保管する箱」
- データ型によって処理の意味が変わる
- 型を意識することで、エラーが減る!
ぜひ手を動かしながら、少しずつ慣れていきましょう!
◆ 次回予告
次回はいよいよ、**条件分岐(if文)**に入ります。「もし◯◯なら〜する」というロジックは、プログラミングに欠かせません!
あなたのコードに「考える力」を与えていきましょう。お楽しみに!
◆ おわりに
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
変数と型の世界に一歩足を踏み入れたあなた、本当に素晴らしいです!
わからないことがあっても大丈夫。
何度でも、何回でも試して、自分のペースで身につけていきましょう。
きょーすけは、いつでもあなたを応援しています
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それではまた次回。きょーすけでした!
 
                     
                                                             
                                                             
                                                       
                                                       
                                                       
                                                       
                                                      