【初級編】第3回：Hello Worldを書いてみよう
Hello Worldを書いてみよう
こんにちは！きょーすけです。
この記事を読みに来てくれて、本当にありがとうございます。
前回は「開発環境の整え方」について解説しましたね。
Pythonも、VS Codeも、バッチリ準備できましたか？
さあ、今回からいよいよ「コードを書く」体験がスタートします。
最初に書くのは、プログラミング界の伝統とも言える「Hello World（ハロー・ワールド）」です！
◆ Hello Worldってなに？
「Hello World」とは、画面に「Hello, world!」と表示するだけのシンプルなプログラムのこと。
「え、それだけ？」と思うかもしれませんが、実はこれにはとても大きな意味があるんです。
◆ なぜ最初は「Hello World」なの？
世界中のプログラミング学習者が、最初に「Hello World」を書くのには理由があります。
理由①：すぐに動く達成感がある
たった一行で「動いた！」という実感が得られます。最初はそれが嬉しい！
理由②：画面に出力するという基本操作を学べる
「出力（print）」は、どの言語でもとても大切な機能です。
理由③：言語ごとの書き方の違いを比べやすい
PythonでもJavaでも、最初に「Hello World」でその言語の特徴を知ることができます。
◆ 実際に書いてみよう！
それでは、さっそく実際にPythonで「Hello World」を書いてみましょう。
▶ 手順：
- VS Codeを起動
- 新しいファイルを作成
- ファイル名を hello.pyにする
- 次のコードを入力：
python
print("Hello, world!")
- 上の再生ボタン（▶）またはターミナルで実行
▶ 実行結果：
Hello, world!
これで成功です！あなたは今、自分の力でプログラムを動かしました！
◆ コードの意味を分解してみよう
python
print("Hello, world!")
これを詳しく見ていきましょう。
- print … これは「表示して！」という命令です。
- () … 命令に「なにを表示するか」を指定するカッコです。
- “Hello, world!” … 表示したい「文字列（文字のかたまり）」です。
つまりこの一行は、**「Hello, world!という文字を画面に表示してね」**という意味になります。
◆ 自分だけのメッセージに変えてみよう！
せっかくなので、自分の好きな言葉で試してみましょう。
python
print("こんにちは、プログラミング！") print("今日もがんばろう！")
複数行もOKです。改行も自動でしてくれるので、いろんな言葉を表示してみてください。
◆ エラーが出たらどうする？
間違いも学びのチャンスです！たとえば次のように書くと、エラーが出ます：
python print(Hello, world!)
これは ” ” で囲んでいないからです。Pythonは「文字はクォート（”または’）で囲まないと読めないよ！」と教えてくれています。
エラーメッセージを読む習慣をつけておくと、今後すごく役立ちます！
◆ ミニチャレンジ！自己紹介アプリ
こんな小さなアプリを作ってみましょう。
python
print("こんにちは！") print("ぼくの名前は きょーすけ です。")
print("趣味はプログラミングと読書です。")
ちょっとした自己紹介文が表示されましたね！
次回以降、「名前を入力してもらう」こともできるようになっていきますよ
◆ 最後に：一歩踏み出せたあなたへ
初めてプログラムを実行した日。これは、エンジニアとしての「第一歩を踏み出した記念日」です。
ほんの一行でも、自分の力で動かせたことに自信を持ってください。
「分からないことがある＝学べることがある」その姿勢こそ、これから伸びていく人に共通する力です！
◆ 次回予告
次回はいよいよ、変数とデータ型に入っていきます。
「箱にデータを入れておく」ってどういうこと？
Pythonの柔軟なデータ型の世界を、やさしく解説していきますので、お楽しみに！
◆ おわりに
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
「Hello Worldを書けた！」という体験が、少しでも楽しかったら嬉しいです。
これからも一緒に、小さなステップを積み重ねていきましょう。
いつでもあなたのペースで大丈夫です。
きょーすけは、あなたの挑戦を心から応援しています！
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それではまた次回！きょーすけでした
