【初級編】第5回:条件分岐(if文)のしくみ

条件分岐のしくみ
こんにちは、きょーすけです!
第5回のブログに来てくれてありがとうございます
今回は、プログラミングの中でも「考える力」を育てるとっても大切な要素、**条件分岐(if文)**を一緒に学んでいきましょう!
◆ 条件分岐ってなに?
日常でもよくありますよね。
- もし雨が降ったら、傘を持っていく
- もしお腹がすいたら、ご飯を食べる
プログラムにも同じように、**「ある条件が成立したときに、特定の処理を行う」**という機能があります。これが if文 です。
◆ if文の基本構文
Pythonでは、次のように書きます:
python if 条件: 実行する処理
たとえば、
python
age = 20 
if age >= 18: 
    print("あなたは大人です")
ageが18以上のときに、「あなたは大人です」と表示されます。
◆ if だけじゃない!else と elif
▶ else(そうでない場合)
python
age = 15 
if age >= 18: 
    print("あなたは大人です") 
else: 
    print("あなたは未成年です")
結果:
あなたは未成年です
▶ elif(別の条件を追加したいとき)
python
score = 75 
if score >= 90: 
    print("とてもよくできました!") 
elif score >= 60: 
     print("合格です!") 
else: 
     print("がんばりましょう!")
◆ 条件式のいろいろ
Pythonで使える主な条件演算子は以下のとおりです:
| 条件式 | 意味 | 
| == | 等しい | 
| != | 等しくない | 
| > | より大きい | 
| < | より小さい | 
| >= | 以上 | 
| <= | 以下 | 
| in | 含まれているか | 
◆ ユーザーの入力に応じて動くプログラム
入力に応じてメッセージを変えてみましょう。
python
name = input("あなたの名前を入力してください:") 
if name == "きょーすけ": 
    print("おかえりなさい!") 
else: 
    print(f"{name}さん、こんにちは!")
入力に応じて反応が変わると、コードに“知性”があるように感じられますよね!
◆ ネスト(ifの中にif)
条件をさらに細かく分けたいときは、ifの中にifを書くこともできます。
python
age = 20 
is_student = True 
if age >= 18: 
    if is_student:
        print("学生の大人です") 
    else: 
        print("社会人の大人です") 
else: 
    print("未成年です")
インデント(字下げ)をそろえるのがポイントです!
◆ and / or を使った複雑な条件
複数の条件を同時にチェックしたいときは、andやorを使います。
python
age = 25 
has_ticket = True 
if age >= 20 and has_ticket: 
    print("入場できます")
- and:両方がTrueなら実行
- or:どちらかがTrueなら実行
◆ よくあるエラーと対策
❌ コロン(:)のつけ忘れ
python if age > 18 # NG!
→ 正しくは:
python if age > 18:
❌ インデントがずれている
python 
if age > 18: 
print("大人です") # NG!
→ 正しくは:
python
if age > 18: 
    print("大人です")
インデントは「4つのスペース」が基本です。VS Codeなら自動で整えてくれます。
◆ ミニ演習:じゃんけん判定アプリ
python
hand = input("じゃんけんの手を入力してください(グー/チョキ/パー):") 
if hand == "グー": 
    print("あなたはグーを出しました!") 
elif hand == "チョキ": 
    print("あなたはチョキを出しました!") 
elif hand == "パー": 
    print("あなたはパーを出しました!") 
else: 
    print("入力が正しくありません。")
実際にコードに自分の判断ルールを加える体験ができます!
◆ 応用ポイント:ブール値と条件式
Pythonでは、以下のような値も条件として扱えます:
python
if True: 
    print("これは実行されます") 
if 0: 
    print("これは実行されません")
数値では 0 がFalse、それ以外がTrueとして扱われます。
リストや文字列でも同じようなルールがあります。
◆ まとめ:コードに「考える力」を!
今回の学びをまとめると…
- if文で「条件によって処理を分ける」ことができる
- elseやelifで柔軟な判断が可能になる
- 入力や状態に応じた応答が可能に!
これであなたのプログラムは、より賢く、インタラクティブなものになりました!
◆ 次回予告
次回はいよいよ、「繰り返し処理(ループ)」に入っていきます。同じ処理を何回も行いたいときに便利な仕組みです。
どんどん便利なコードが書けるようになりますので、お楽しみに!
◆ おわりに
今日も最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
プログラミングに「考える力」が宿っていく瞬間、ワクワクしますよね。
エラーが出たって大丈夫。
あせらず、ゆっくり、少しずつ覚えていきましょう。
きょーすけは、あなたの成長をいつも応援しています!
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それではまた次回!きょーすけでした
 
                     
                                                             
                                                             
                                                       
                                                       
                                                       
                                                       
                                                      