【初級編】第7回:関数ってなに?

関数ってなに?
こんにちは、きょーすけです!
今日もブログを読みに来てくれてありがとうございます
前回は「繰り返し処理(for/while)」について学びましたね。
コードを自動的に繰り返せる便利さ、体験していただけたと思います!
さて今回は、もうひとつのプログラミングの柱、「関数(function)」について学びましょう!
◆ 関数とはなにか?
関数とは、一言でいえば**「処理をまとめて名前をつけたもの」**です。
例えば、料理でいうところの「レシピ」、工場でいうところの「機械の部品」のようなイメージ。
◆ 実例:同じ処理を繰り返すとき
次のようなコードがあったとします:
python
print("こんにちは!") 
print("こんにちは!") 
print("こんにちは!")
同じ処理を何度も書いていますね。これを関数にまとめると…
python
def say_hello(): 
    print("こんにちは!") 
say_hello() 
say_hello() 
say_hello()
一度だけ定義して、何度でも呼び出せる!これが関数のパワーです。
◆ 関数の基本構文
python
def 関数名(): 
    実行する処理
例:
python
def greet(): 
    print("おはようございます!")
そして、使うときは「呼び出し」と言って、
python greet()
のように書きます。
◆ 引数ってなに?
関数に「材料」を渡すことができます。
これが**引数(ひきすう / argument)**です。
python
def greet(name): 
    print(f"{name}さん、こんにちは!")
使うときは:
python
greet("たろう") 
greet("はなこ")
結果:
たろうさん、こんにちは! はなこさん、こんにちは!
引数を使えば、使いまわしがグンと広がります!
◆ 複数の引数を渡す
python
def introduce(name, age): 
    print(f"名前は{name}、年齢は{age}歳です。")
python
introduce("ゆうき", 28)
結果:
名前はゆうき、年齢は28歳です。
◆ 戻り値(return)とは?
関数は、何かしらの「結果」を返すこともできます。
python
def add(a, b): 
     return a + b
使い方:
python result = add(3, 5) print(result) # 8
return は「この結果を返すよ!」という意味です。
◆ 戻り値がある関数 vs ない関数
| 種類 | 書き方例 | 特徴 | 
| 戻り値なし | print() | 表示するけど結果は返さない | 
| 戻り値あり | len(“apple”) → 5 | 結果を他の処理に使える | 
自分の関数にも return を使えば、柔軟なコードが書けるようになります!
◆ 実践:自分だけの関数を作ってみよう!
python
def calc_tax(price, tax_rate): 
    return price * (1 + tax_rate)
python print(calc_tax(1000, 0.1)) # 1100.0
こういうふうに、「よく使う処理」「計算式」などを関数にしておくと、
何度も呼び出せて便利!
◆ 関数の命名ルール
- 小文字を使う
- 単語の区切りはアンダースコア (例:getname)
- できるだけ処理内容が想像できる名前に!
◆ よくあるエラーと対策
❌ 関数を呼んでいない
python
def greet(): 
    print("Hello!") # ← これだけでは表示されません
→ greet() と呼び出すことを忘れずに!
❌ 引数の数が合わない
python
def say(name): 
    print(f"{name}さん")
python say() # エラー!
→ 必要な引数は必ず渡すようにしましょう。
◆ ミニ演習:割引価格を計算する関数
python
def get_discounted_price(price, discount): 
     return price * (1 - discount)
python print(get_discounted_price(1000, 0.2)) # → 800.0
◆ まとめ:関数はプログラミングの道具箱!
- 関数で処理をまとめられる
- 引数で入力、returnで出力ができる
- 名前をつけることで読みやすく、再利用しやすいコードに!
関数は、これからもっと複雑なプログラムを作るための基礎中の基礎です。
◆ 次回予告
次回は、エラーやバグの乗り越え方を学びます。
プログラムを書いていれば、必ずつまずくのが「エラー」。
でも大丈夫、ちゃんと読み方と直し方を知れば、怖くありません!
◆ おわりに
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
関数を使うと、プログラムがぐっとプロっぽくなってきますよね。
これからも、どんどん便利な技を一緒に学んでいきましょう。
きょーすけは、いつでもあなたの味方です!
株式会社Minatoでは…
きょーすけが働いている株式会社Minatoでは、「技術力」だけでなく「人間力」も大切にしたいエンジニアを募集しています。
チームで協力しながら学び合う文化の中で、「成長したい」という気持ちを応援しています。
あなたの挑戦、待ってます!
 
                     
                                                             
                                                             
                                                       
                                                       
                                                       
                                                       
                                                      